■開催日:7月17〜20日 ■開催地:Kristianstad (SWE) ■提供:RGMMC GROUP / Kart Republic / BirelART
ヨーロッパ転戦の国際シリーズも
いよいよ大詰め!
3月の開幕から9月の最終戦まで、スペイン・フランス・スロバキア・スウェーデン・イギリスと転戦するChampopn of the Future Euro Deries。イベントマネージメントを務めるRGMMC GROUPからイベントレポート、KR、BirelARTからはチームリリースが届いたので、ここに紹介しよう。
今回は、最終戦を前にした重要な一戦となる第4戦スウェーデン大会で、7月17〜20日にKRISTIANSTADで開催された。
大会期間中、好天に恵まれたスウェーデン。イギリスでの最終戦へ向け、さらにタイトル争いが激化する結果となった。
OKジュニアでは、スロバキアでシリーズリーダーの座を失っていたDries Van LangendonckがQPトップタイムをマークすると、予選ヒートでも全ヒートでトップチェッカーを獲得。しかし、それ以外は混戦で予選では11人ものトップチェッカー選手が現れることとなった。
決勝ではDries Van Langendonckが完璧なスタート切りレースを引っ張るとそのままチェッカーを受け、20P差でシリーズリーダーの座を取り戻し、最終戦へコマを進めることとなった。
一方のOKクラスではDmitry Matveevがポールポジションを獲得。その勢いのまま、予選全てでトップチェッカー。スーパーヒートも制し、総合トップで決勝へと臨んだ。
しかし、決勝では「Dmitry Matveevが週末を通じて速かったので、いいスタートを切ることが重要だった」と語るFionn McLaughlinがオープニングラップでトップを奪うと、「それからはギャップを広げるために全力でプッシュした。後続との間隔を最後までコントロールできた」と語るように、逃げ切って優勝を飾った。
ランキングは最終ラップに2番手を走行しながらメカトラブルが起こりリタイアとなったThibaut Ramaekersがトップをキープしている。
【Team Release】
KR Racing競技部門責任者
lenn Keyaert氏
スウェーデンでは、我々には2つの目標があった。チャンピオンズ・オブ・ザ・フューチャー・ユーロシリーズの2つのタイトル争いに残ることと、OKとOKジュニアで開催されるFIAカートヨーロッパ選手権の最終ラウンドに向けて最高のコンディションで準備することだ。
KR グローバルモータースポーツカンパニーは、2024 年もこのシリーズで無敗を維持しており、引き続き非常に良い勢いを保っている。Thibaut RamaekersとJoe Turneyの二人は今シーズンチャンピオンになる可能性が十分にある。
OKジュニアでは、Niklas SchauflerとDPKレーシングチームがクリスチャンスタッドで好成績を収めたので、チャンピオン争いに期待している。
私たちは欧州選手権でも競争力を維持しており、全員が次のイベントに集中している。
Birel ART Racing team manager
Jordon Lennox-Lamb氏
チーム全体にとって厳しい週末だった。
一連の不利な状況のせいで、私たちはポテンシャルを発揮できなかった。
私たちはクリスチャンスタッドで記録されたデータをもとに懸命に努力し、同じ会場に行われるFIAカートヨーロッパ選手権の次のラウンドに向けてより良いポジションに立つつもりだ。
Parolin Motorspor
Marco Parolin氏
我々の全体的なパフォーマンスレベルは、OKとOKジュニアにおいて現在非常に興味深いものとなっている。
もちろん、我々は2週間以内に同じサーキットで開催される欧州選手権の最終ラウンドに向けて懸命に準備をしていくつもりだが、我々の技術的・人的基盤は強固である。強固な協力関係が築かれている。
技術チームとドライバーの間の関係を強化し、全員に利益をもたらす。