AUTOBACS GPR KARTING Rd.7/8 APG
Shifter Preview

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末はAUTOBACS GPR御殿場大会
Shifter、王者誕生なるか!?


9月7〜8日開催のAUTOBACS GPR KARTING第7戦・第8戦APG大会。全日本のかかるOK、ジュニア選手権の2クラスも注目だが、じつは4クラスの中で唯一タイトル決定の可能性があるのがShifterクラスだ。

現在のランキングトップは6戦中3勝をマークしている松下信治。松下は、勝利を逃した3レースでも、必ず3位以上でフィニッシュし、今季表彰台を外したことがない。積み上げたポイントは139Pとなる。

ランキング2番手には鈴木悠太がつけ、ポイント数は105ポイント、3番手に富田星羅の98ポイントが続く。ポイント差から考えても、現実的なタイトル争いはこの3人に絞られていると考えていいだろう。

では、今大会でのタイトル決定の条件とはなにか。GPRのShifterクラスは、全開催数の75%が有効カウントされる。今季は10戦のため上位8戦を加算する。 今大会松下が2連勝を飾ると、有効ポイントは189まで伸ばすこととなる。仮に、鈴木が2レースとも2位に入り、最終ラウンドの鈴鹿で連勝したとしても、有効ポイントは183までしか伸ばせない。この場合は、無条件で松下がタイトル獲得となる。

しかし、今回鈴木が優勝&2位以上で終えることができれば、ポイントは最大で186まで伸ばすこととなる。これは松下が優勝&2位で今大会を終え、鈴鹿をノーポイントとした場合と同じポイントとなる。

有効ポイントが同点の場合、次に優先されるのは「最終戦での上位」となるため、鈴木に逆転の目が出てくる。

今回、松下が連勝すれば無条件で、もしどちらかのレースで2位以下となれば、鈴木や富田の順位次第で、今回での戴冠か鈴鹿へ持ち越しかが決まる状況だ。 この3人以外にも、新進気鋭の井出七星翔もおり、優勝争いに絡んでくることは必至。

はたして、今大会で一足早いチャンピオン誕生となるのか。それとも、最後までもつれることとなるのか。 ダイレクトとはまた一味違ったShifterの楽しさとともに、タイトル争いにも注目していこう。 

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▲139Pでランキングトップにつける松下信治。今回の結果次第で王座決定も

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▲105Pで松下を追う鈴木悠太。最終戦へ持ち越すためにも、今回は優勝が欲しい

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▲ランキング3位の富田星羅は98P。逆転のためには、今回大量得点が必須だ

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▲チャンピオン争いに加わることは難しいが、今季1勝を挙げている井出七星翔も注目の一人。すでにRok鈴鹿シリーズからイタリアRokスーパーファイナルへの出場を決めている。



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