世界各国から強豪集結!
二度目の日の丸掲揚なるか⁉
9月12〜15日にイギリスのPF INTERNATIONALで開催されるカート世界選手権/ワールドカップのエントリーリストが発表された。
日本からはOKクラスにウィリアムズ育成ドライバーの松井沙麗(KR Motorsport)、OKジュニアに酒井龍太郎(CRG)、遠藤新太(Ward Racing)の3人がエントリー。エントリーどおりに出場すれば、松井は初のOKクラス参戦となる。
国別に見るとOKは40の国と地域から112人がエントリーし、最多はドイツの26人。OKジュニアは39の国と地域から121人のエントリーがあり、こちらもドイツが最多の28人を送り出している。初開催のOK-Nワールドカップには16の国と地域から29名がエントリーしている。
次にマテリアルを見ていこう。まずシャシーでは、OKではKRが最多の43台、続いてCRG14台、トニーカート13台となっている。OKがジュニアでもKRが最多で37台、トニーカートが18台と2番手につけるが、ユニークなところではLNが13台でトニーに続く3番手に躍進している。
エンジンではOKクラスはIAMEが過半数を超える57台。TMが47台で続き、VORTEXが7台。OKジュニアでは上位2位が逆転し、TMがこちらも過半数を超える66台、IAMEが47台、VORTEX8台となっている。なお、タイヤは3クラスともMAXXISSのワンメイクとされている。
世界選手権が開催されるPF INTERNATIONALはロンドンから北へ150kmほど上がったグランサムに位置するサーキットで、全長は1382mと、最近の国際格式コースからするとやや短いコースと言える。
ユニークな点は、スタート直後に8の字を描くような立体交差があること。スタート直後、右〜左と切り返しながら駆け下り、トンネルを通過。その先は大きく左に旋回しながら駆け上り交差していく。以降はヘアピンとストレートが主体で構成されるサーキットだ。
この会場でFIAの国際レースが開催されるのは2018年のヨーロッパ選手権以来となる。
▲OKクラスの国/地域別出場人数はドイツが最多の26人
▲OKジュニアクラスでもドイツが最多人数を送りこむ
▲OKのシャシー別ではKRが最多の43台
▲OKジュニアでもKRが最多37台となっている
▲エンジン別ではOKはiameが57台
▲OKジュニアでガTMが66台を数える