日本カート協会設立記者会見で改めて開催が発表されたのが、「有望選手発掘夏合宿」だ。
これは、文字通り有望選手を「発掘」するもので、いわゆる従来のレーシングスクールとは一線を画すものになるという。山本尚貴代表理事も「いろいろと面白い仕掛けを用意したい」と語っている。
スクールではないため、講師という存在はなく、ドライバーを選ぶ選考委員が現場で見守ることとなる。選考は総合的かつ公平に実施され、選考委員は主に「将来的な成長可能性」「メンタル面での安定性」「指導に対する姿勢」「コミュニケーション・協調性」「基礎的な学習習慣や生活態度」といった観点に注目するとのこと。
支援選手として選考されると、2026年JAFジュニア選手権への参戦奨学金(最大500万円・詳細は対象選手から活動計画の提出を受け、競技の上決定)が用意されるほか、支援プログラムも検討されている。
【JKA2025年度有望選手発掘夏合宿実施要項】
■主催:一般社団法人日本カート協会(JKA)
■運営:GPR ■日程:8月18日〜20日
■開催場所:オートパラダイス御殿場(APG)
■申込期間:6月26日(木)〜7月21日(月)
※
Webからフォーム入力後、銀行振込。
■カテゴリー:カデットオープン(SLO車両規則に準ずる)
※エンジンデリバリー制
■参加資格
・当該年度8〜12歳(2013年1月1日生まれ〜2017年12月31日生まれ)。
・カートレース経験者。
・JAFカートライセンスもしくはSLOメンバーズカード所持者。
・保護者からの承諾書が提出できる者。
・直近の通学先「通知表(写し)」が提出できる者。
■参加費用:55,000円(税込) ※デリバリーエンジン、ドライタイヤ1Set含む。
■最大参加人数:30名 ※応募多数の場合は事務局にて選考の上、7月28日に発表予定。
■支援選考選手数:最大5名 ※選考委員による判断で1〜5名を選考。