ヨーロッパ選手権開幕！ 日本勢も大活躍!!

世界最強のカートドライバーを決めるシリーズとも言われるFIA European KartingChampionship開幕戦が、5月1〜4日にポルトガルのポルティマオで開催され、OKクラスには松井沙麗、OKジュニアには遠藤新太、今季から始まったAcademy Seniorには佐藤佑月樹が出場。遠藤と佐藤は優勝に迫る活躍を演じた。

不順な天候となった週末、OKジュニアの決勝では遠藤がトップ争いを展開。終盤にトップがリードを広げ、遠藤は2番手争いに。しかし、最終ラップを控えた16周目、アクシデントによりリタイアとなってしまう。

アカデミーではQPから佐藤佑月樹が好調。QPでは総合3番手、予選は総合トップで決勝PPを獲得する。決勝ではスタートでポジションを落としたものの、すぐさまトップ争いに加わり、終盤までトップを走る場面も。レースは僅差の2番手チェッカーとなるが、トップ選手にカウルペナルティがあり降格。

これで佐藤がトップとなったが、その後の審議により佐藤もペナルティが科せられ3位へ降格。初開催初優勝の栄誉は逃してしまった。それでも十分な手ごたえをつかんだ開幕戦となり、今後の活躍に期待を抱かせるレースとなった。

最高峰OKクラスに出場した松井は、QPでの出遅れが響き決勝進出はならなかった。

各クラスの優勝はOKがChristian Costoya、OKジュニアはDean Hoogendoorn、アカデミーはRiccardo Ferrariとなった。