カデット部門
阿部瑠緯、得意のもてぎで連勝！

カデットクラスは17台がエントリー。開幕戦とはまた違ったメンバーでのトップ争いが期待される。

第3戦決勝
17台中16台がスリックタイヤを選択したタイムトライアル。トップタイムは地元の阿部瑠緯。2番手には同じく地元で、もてぎシリーズでも阿部と激しく競っている久田朱馬が続く。

決勝ではその二人にユン・ダニエルが割って入り、1周目にトップに浮上するとそのままレースを引っ張っていく。3周目ユン・ダニエルを捉え小林尚瑛がトップに浮上。すると、今度は5周目に阿部がトップに戻ってくる。

これ以降は阿部がトップをキープし、2番手に久田、小林、ユン・ダニエルらが続いていく展開。2番手争いの間に、わずかながらリードを得た阿部がそのリードを活かしきってチェッカーをうけ、GPRを初優勝を飾った。

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第4戦決勝
第4戦のPPはタイムトライアルでレインタイヤを選択肢失敗していたユン・イサック。2番手に小林が続き、阿部は6番手からのスタートとなる。

序盤はユン・イサックがトップを走り、6周目に久田がトップに浮上。しかし、その間に追いついてきた阿部が9周目にトップを奪うと、その後ポジションを譲ることなく走りきり2連勝を飾った。2位は2戦連続で久田、3位は終盤に逆転したユン・イサックが入った。

Shifter
伊藤聖七、中里龍昇がともに初優勝！

シフター部門は7台が参加。今回からスーパーGT参戦中のプロドライバー、平手晃平が新チームから参戦。平手にとって、25年ぶりとなるもてぎ北ショートコースでのレースとなる。

また、連続参戦となった松田次生は、今回が初のもてぎ北ショートコースでの走行で、攻略に手を焼く姿も見られた。

第3戦決勝
タイムトライアルでは中里龍昇がトップタイム。同チームの田崎脩馬が2番手となり、平手も健闘の3番手となる。

決勝では田崎が好スタートを切り、それを中里、伊藤聖七が追う。一時は後続を離した田崎だったが、ミスもあったか急速にリードを失い後続に吸収されると11周目に伊藤がトップに浮上。その後は伊藤がリードを広げ、独走のままチェッカー。自らの誕生日を祝うシフター初優勝を飾った。2位に中里、3位には平手が入った。 

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第4戦決勝
今回もPPは中里。ベストが全く同じでセカンドタイムで遅れを取った田崎が2番手となる。

スタートでやや混乱が見られたため一度仕切り直しとなった決勝。その仕切り直しのスタートは中里がきれいに決め、トップをキープする。やや離れて田崎、それを伊藤が追う展開。伊藤は田崎を捉えるものの、そのときには中里は遠く、差を縮めることができない。

序盤に築いたリードを活かしきった中里が、伊藤の接近を許さないままチェッカーを迎え、こちらも初優勝。2位に伊藤、3位田崎と10代の選手が表彰台を独占した。