佐藤琢磨が直接指導!
充実した内容のアカデミー大会
Indy500チャンピオン、またF1ドライバーとしても活躍した佐藤琢磨が立ち上げた東日本大震災の復興応援プロジェクト「With you Japan」の一環として2014年からスタートした「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE」。
これまで多くのカートドライバーを輩出してきたプロジェクトの、2024年最後を締めくくるイベントが、今回開催されたアカデミー大会だ。
今年のTAKUMA KIDS KART CHALLENGEは全国25サーキットでタイムトライアルが行われ、5月から9月までで1500名以上が参加。その中から上位100名が集まったファイナル大会が、11月にもてぎで開催され、そこでさらに上位に入った8名が、今回のアカデミー大会への出場資格を獲得した。
このアカデミー大会は、その名の通りスクール色が強いイベントで、佐藤琢磨が直接指導し、各ドライバーのレベルアップを図ろうというもの。車両は主催者側が用意し、今回はミニマックス使用の新車が用意された。
参加したのは北は北海道雨竜サーキット、南はカートランド四国からと全国から集った将来有望なカートドライバーたち。フルブレーキングやスラロームの練習、フリー走行、ローリングスタートの練習、模擬レースと内容豊富なメニュを消化していった。また昼休みにはそれぞれの目標などを発表するミーティングや、コース図を使っての講習など、丸一日内容の濃いスクールとなった。