CIKのKZカテゴリー
DUNLOPが指定タイヤへ
CIK-FIAの国際シリーズのKZカテゴリー使用タイヤに、DUNLOPの新ハイグリップタイヤDHH/W15が指定された。ここ数年、国際シリーズはVEGAやLeConteなど海外ブランドが指定されることが続いていたが、日本メーカーのタイヤが指定されるのは久しぶりとなる。
KZカテゴリーは、125㏄ギアボックス付きカートで、ドライバーのレベルと年齢に応じて3つの異なるカテゴリーに分割されている。
最高峰は、世界選手権も設定されるKZクラスで、各シャシーブランドのワークスチームも出場する。OKクラスが導入以前、KFカテゴリーでダイレクトカテゴリーの出場台数が減少していた時期は、各メーカーのトップドライバーがKZに集中したため、世界最高峰と捉えられることもあったクラスだ。OKクラス導入後は、ダイレクトカテゴリーへのエントリーが戻ったため、KZのエントリーは減少したが、ギアボックスカテゴリーの頂点として激戦を見せている。
その下に位置するのがKZ2クラスで、ワールドカップも開催されている。さらに35歳以上を対象としたKZマスターズは、今季からヨーロッパ選手権にも組み込まれている。
これら世界選手権、ワールドカップ、ヨーロッパ選手権などすべてのシリーズにいおいて、DUNLOPタイヤが使用される。
KZ世界選手権/KZ2ワールドカップ/
KZマスターズ
インターナショナルスーパーカップ
10月10〜13日 Portimao (PRT)
KZ/KZ2/KZ2マスターズ
ヨーロッパ選手権
7月4〜7日 Motorland Aragon (ESP)
8月29日〜9月1日 Val Vibrata (ITA)