ジュニアカート選手権ラウンドシリーズ1
RokCUPJAPAN第7戦・第8戦
■開催日:9月7〜8日 ■開催地:オートパラダイス御殿場(APG) ■天候:晴れ Photo&Report:藤原浩(本誌)
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ジュニア部門
楠本心真、初優勝!
第8戦は横山輝翔が雪辱V

今回のジュニアクラスは15台が参加。今大会終了時点のランキングで、イアメ世界大会への派遣選手が決定する。。

第7戦決勝
タイムトライアルでは、前回鈴鹿で初優勝を果たした横山輝翔がトップタイムをマークし、2連勝へ向け絶好のグリッドを獲得する。2番手には楠本心真が続く。

スタートはうまく決めた横山だったが、オープニングラップで他車とカウル同士が引っかかり加速できなくなったところで大きく順位を落としてしまう。

かわってトップとなったのは楠本。その後方に前田蒼介、関口瞬、坂野太絃、スポット参戦の小島聖来らが続く。この中でペースが良かったのが小島で13周目には2番手まで浮上する。

トップグループは最終ラップまで混戦となるが、ずっとトップだけは譲らなかった楠本が、そのままチェッカーを受け優勝。2番手には最終ラップの最終コーナーで逆転した前田、3位に関口が入った。

第8戦決勝
22周の長丁場となる第8戦決勝。PPからスタートした横山が、今度はトップでオープニングラップも制し、レースを引っ張っていく。

しかし、それ以上にタイムが良かったにが2番グリッドスタートの小島。第7戦では最終ラップの攻防の果てにクラッシュしたものの、その影響を感じさせない走りで横山をかわすと、そのままリードを広げていく。

横山もそのペースにはついていけず、このまま小島が逃げ切るかに思われたが、15周目に入るところでまさかのピットイン。マシントラブルのため、そのままリタイアとなる。

これでトップに戻った横山は独走状態。2番手の楠本も単独走行となり、そのままの順位でチェッカー。横山が2勝目を獲得した。 Placeholder image
▲澤田にとってMAXチャンプでのアメリカ、モータースポーツゲームスでのスペインに続き3回目の海外レース挑戦権利を掴んだ

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▲第7戦で念願の優勝、第8戦では2位表彰台を獲得した楠本心真
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▲第8戦で雪辱の優勝を果たした横山輝翔

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▲今大会を盛り上げたのがスポット参戦の小島聖来。優勝まであと一歩だった

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▲第7戦2位の前田蒼介。最終戦でタイトルに挑む

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▲第8戦3位で総得点でランキングトップ、イアメ世界大会への切符を手にした澤田龍征

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●ジュニア部門第7戦(15台) Engin:IAME Tyre:DL
Pos. No. Driver Team Frame Q.P.
1 17 楠本心真 ERS with SACCESS KOSMIC 42.079 2
2 37 前田蒼介 Team REGOLITH TONYKART 42.135 4
3 50 関口 瞬 Drago CORSE DragoCORSE 42.203 6
4 88 坂野太絃 KP BUZZ KR 42.191 5
5 98 横山輝翔 PONOS HIROTEX RACING KR 42.078 1
6 39 澤田龍征 PONOS HIROTEX RACINGへ KR 42.251 8
7 44 中野貴介 LUCE motorsports KOSMIC 42.231 7
8 30 吉田侍玄 LUCE motorsports KOSMIC 42.283 9
9 55 中里豪太 AMEROID PAROLIN JAPAN PAROLIN 42.597 13
10 80 森谷永翔 ERS with SACCESS KOSMIC 42.399 11

●ジュニア部門第3戦(14台) Engin:IAME Tyre:DL
Pos. No. Driver Team
1 37 前田蒼介 Team REGOLITH
2 88 坂野太絃 KP BUZZ
3 98 横山輝翔 PONOS HIROTEX RACING
4 39 澤田龍征 PONOS HIROTEX RACING
5 44 中野貴介 LUCE motorsports
6 12 有坂瑠唯 brioly racing
7 50 関口 瞬 Drago CORSE
8 80 森谷永翔 ERS with SACCESS
9 52 豊岡 快 brioly racing
10 55 中里豪太 AMEROID PAROLIN JAPAN

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●ジュニア部門第8戦(15台) Engin:IAME Tyre:DL
Pos. No. Driver Team Frame Q.P.
1 98 横山輝翔 PONOS HIROTEX RACING KART REPUBLIC 41.986 1
2 17 楠本心真 ERS with SACCESS KOSMIC 42.169 7
3 39 澤田龍征 PONOS HIROTEX RACINGへ KR 42.174 8
4 50 関口 瞬 Drago CORSE DragoCORSE 42.112 4
5 30 吉田侍玄 LUCE motorsports KOSMIC 42.112 3
6 44 中野貴介 LUCE motorsports KOSMIC 42.117 6
7 37 前田蒼介 Team REGOLITH TONYKART 42.112 5
8 88 坂野太絃 KP BUZZ KART REPUBLIC 42.203 9
9 80 森谷永翔 ERS with SACCESS KOSMIC 42.427 11
10 55 中里豪太 AMEROID PAROLIN JAPAN PAROLIN 42.281 10

●ジュニア部門第4戦(14台) Engin:IAME Tyre:DL
Pos. No. Driver Team
1 37 前田蒼介 Team REGOLITH
2 88 坂野太絃 KP BUZZ
3 98 横山輝翔 PONOS HIROTEX RACING
4 39 澤田龍征 PONOS HIROTEX RACING
5 44 中野貴介 LUCE motorsports
6 12 有坂瑠唯 brioly racing
7 50 関口 瞬 Drago CORSE
8 80 森谷永翔 ERS with SACCESS
9 52 豊岡 快 brioly racing
10 55 中里豪太 AMEROID PAROLIN JAPAN

ジュニアカート選手権ラウンドシリーズ1
RokCUPJAPAN第7戦/第8戦
■開催日:9月7〜8日 ■開催地:オートパラダイス御殿場(APG) ■天候:晴れ Photo&Report:藤原浩(本誌)
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カデット部門
藤原迪永が今季3勝目
今村昴星は悲願の初優勝!

カデット部門は、その多くがAPGのSLやMAXシリーズにも参戦。経験豊富なコースでのレースとなる。

第7戦決勝
タイムトライアルは前回に続き飯田一仁がトップタイムを獲得。2番手に島津舞央が続く。決勝では飯田に阿部瑠緯が続き、さらに藤原迪永、新橋武らが続いていく。

トップ争いは阿部が引っ張る場面が多くなるが、終盤に入っても飯田と阿部は頻繁に順位を入れ替える激闘を展開。

最終ラップが近づくと、1周の間にも幾度も順位を入れ替える。迎えた最終ラップ。3コーナーで前に出た飯田は、その後の要所要所でブロック。阿部にインを渡さない。最後の勝負どころとなる最終コーナーでもインを閉めるが、それをこじ開けた阿部が逆転。阿部、藤原、飯田の順でチェッカーとなる。

しかし、車検場に戻った阿部には笑顔がなく、飯田に「最後押しちゃってごめん」と謝罪。そのとおり、阿部は最後の攻防でのプッシングがペナルティとなり降格。繰り上がりで藤原が優勝となった。

第8戦決勝
第8戦のグリッドは飯田がPP。第7戦で優勝した藤原は、まさかの13番グリッド。さらにスタート直後のスピンを喫した阿部がリタイアとなる。

トップの飯田は順調に周回を重ねていくが、その背後には今村昴星、新橋武、林樹生らが迫っていき、ついいは飯田を吸収。4台でトップグループを形成する。

集団で周回を重ねていきながら、順位も入れ替えていく4台。16周目に今村がトップに出ると、その後方で2番手争いが激しくなり、その間に今村が抜け出すことに成功する。

そのまま逃げ切った今村は、GPRシリーズ初優勝。2位に林、3位新橋と続いた。

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▲繰り上がりながらも今季3勝目を上げた藤原迪永
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▲第8戦では集団から抜け出し優勝となった今村昴星

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▲レースをコントロールしながら勝利を逃した飯田一仁は第7戦で2位

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▲第7戦・第8戦とも3位となった新橋武

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▲林樹生が第8戦で2位に入り、タイトル争いも激戦に

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●ジュニアカデット部門第7戦(20台)Engin:YAMAHA Tyre:DL
Pos. No. Driver Team Frame Q.P.
1 37 藤原迪永 SD-STYLE DAP 45.655 4
2 11 飯田一仁 TAKAGI PLANNING DAP 45.538 1
3 14 新橋 武 Sigma Racing CrocPromotion 45.689 6
4 17 島津舞央 ERS with SACCESS FALCON 45.589 2
5 25 北村 紳 CRG JAPAN CRG 45.673 5
6 31 林 樹生 AP SPEED with SOVLA FALCON 45.847 9
7 27 粂川輝陽斗 チームエッフェガーラ birelART 46.106 13
8 36 赤池凛翔 GRG with HIGUCHI FALCON 45.763 8
9 21 阿部瑠緯 ミツサダPWG RACING PAROLIN 45.648 3
10 41 中井星那 FORZA Racing Kart Service TONYKART 46.069 12

●ジュニアカデット部門第3戦(24台)Engin:YAMAHA Tyre:DL
Pos. No. Driver Team
1 31 林 樹生 AP SPEED with SOVLA
2 37 藤原迪永 SD-STYLE
3 17 島津舞央 ERS with SACCESS
4 32 石川大翔 EHRE MOTOR SPORTS
5 33 今村昴星 HIGUCHI RACING TEAM
6 27 粂川輝陽斗 チームエッフェガーラ
7 23 本田 羽 Ash
8 11 飯田一仁 TAKAGI PLANNING
9 25 北村 紳 CRG JAPAN
10 57 ユン・イサック LUCE MOTOR SPORTS

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●ジュニアカデット部門第8戦(20台)Engin:YAMAHA Tyre:DL
Pos. No. Driver Team Frame Q.P.
1 33 今村昴星 HIGUCHI RACING TEAM PAROLIN 45.677 7
2 31 林 樹生 AP SPEED with SOVLA FALCON 45.648 6
3 14 新橋 武 Sigma Racing CrocPromotion 45.521 2
4 11 飯田一仁 TAKAGI PLANNING DAP 45.442 1
5 37 藤原迪永 SD-STYLE DAP 45.784 13
6 23 本田 羽 Ash Falcon 45.774 11
7 25 北村 紳 CRG JAPAN CRG 45.643 5
8 27 粂川輝陽斗 チームエッフェガーラ birelART 45.750 9
9 41 中井星那 FORZA Racing Kart Service TONYKART 45.779 12
10 36 赤池凛翔 GRG with HIGUCHI FALCON 45.740 8

●ジュニアカデット部門第4戦(24台)Engin:YAMAHA Tyre:DL
Pos. No. Driver Team
1 37 藤原迪永 SD-STYLE
2 31 林 樹生 AP SPEED with SOVLA
3 11 飯田一仁 TAKAGI PLANNING
4 23 本田 羽 Ash
5 17 島津舞央 ERS with SACCESS
6 33 今村昴星 HIGUCHI RACING TEAM
7 19 森 一真 NEXT-ONE Racing
8 21 阿部瑠緯 ミツサダPWG RACING
9 87 ウ ジンチェン RANXING
10 88 リ ユンチン RANXING

ジュニアカート選手権ラウンドシリーズ1
RokCUPJAPAN第7戦/第8戦
■開催日:9月7〜8日 ■開催地:オートパラダイス御殿場(APG) ■天候:晴れ Photo&Report:藤原浩(本誌)
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Shifter
タイトル決定の可能性もあった今大会
鈴木悠太が連勝で王座決定は最終戦へ

松下信治のタイトル決定の可能性もあった今大会。また、今大会までのランキングでRokスーパーファイナルへの日本代表が決することとなる。今大会には6台が参戦し、熱戦を展開した。

第7戦決勝
タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは鈴木悠太。これまではOKとのWエントリーだったが、今回はタイトル争いが佳境となっているためシフター1本にしぼり集中。2位には井出七星翔、ランキングトップの松下は3番手につける。

第7戦決勝、オープニングラップに井出と宮本颯斗がクラッシュでリタイア。トップは鈴木、2番手松下と単独走行となり、その後方で富田星羅と島弘光の同チームでの3番手バトルが激化する。前に出たのは島。それに富田がプレッシャーを掛けていくが、島もなかなか崩れない。

レースは独走した鈴木がそのまま優勝。2位松下、3位には富田を押さえきった島が入った。 



第8戦決勝
第8戦での好スタートも鈴木。松下が続き、その後方に第7戦リタイアでタイヤが残ってる宮本が急接近する。

松下に迫った宮本だったが、抜くには至らず、逆に松下が差を広げていく。

トップの鈴木は、全く危なげなく、誰の接近も許さずに独走すると、そのままチェッカー。今回の2連勝でタイトル争いは最終戦へともつれ込むこととなった。2位に松下、3位島と表彰台は第7戦と全く同じ顔ぶれとなった。 

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▲ROKスーパーファイナル日本代表は総合で松下、マスタークラスは島が獲得

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▲2連勝でタイトル争いを最終戦へと持ち込んだ鈴木悠太
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▲2戦連続の2位となった松下信治

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▲カート歴30年でシフター連続表彰台の島弘光

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●Shifter第7戦(6台) Engin:VORTEX Tire:ROK
Pos. No. Driver Team Frame Q.P.
1 58 鈴木悠太 brioly racing CRG 38.307 1
2 13 松下信治 TONYKART RTJ TONYKART 38.327 2
3 16 島 弘光 KP BUZZ CRG 38.611 6
4 66 富田星羅 KP BUZZ CRG 38.543 4

●Shifter第3戦(12台) Engin:VORTEX Tyre:ROK
Pos. No. Driver Team
1 35 井出七星翔 RSイディアぴぃたぁぱん大阪ヂラン
2 13 松下信治 TONYKART RTJ
3 22 佐藤奨二 TOKAIDENSO-DSM
4 66 富田星羅 KP BUZZ
5 23 小林弘直 HRT
6 24 西野武志 TAKETTI motorsports
7 81 加藤丈宜 MOMOX KART RACING

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●Shifter第8戦(6台) Engin:VORTEX Tire:ROK
Pos. No. Driver Team Frame Q.P.
1 58 鈴木悠太 brioly racing CRG 38.528 1
2 13 松下信治 TONYKART RTJ TONYKART 38.560 2
3 16 島 弘光 KP BUZZ CRG 38.894 4
4 35 井出七星翔 RSイディアぴぃたぁぱん大阪ヂラン CrocPromotion NoTime 5
5 66 富田星羅 KP BUZZ CRG 38.855 3
6 12 宮本颯斗 LUCE motorsports TONYKART NoTime 6

●Shifter第4戦(12台) Engin:VORTEX Tyre:ROK
Pos. No. Driver Team
1 13 松下信治 TONYKART RTJ
2 58 鈴木悠太 brioly racing
3 35 井出七星翔 RSイディアぴぃたぁぱん大阪ヂラン
4 22 佐藤奨二 TOKAIDENSO-DSM
5 66 富田星羅 KP BUZZ
6 16 島 弘光 KP BUZZ
7 23 小林弘直 HRT
8 12 宮本颯斗 LUCE motorsports
9 37 平良 響 にゃんにゃんフルーツパラダイス
10 81 加藤丈宜 MOMOX KART RACING