2024YAMAHA SS FINAL CUP

■開催日:12月8日 ■開催地:フェスティカサーキット瑞浪 ■天候:雪のち晴れ Photo&Report:藤原浩
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2回目の開催となるSSカップ
KTレースの締めくくりとなる注目イベントへ!!

昨年から始まったSSスーパーカップ。

KTカテゴリーのシーズンを締めくくるレースとして注目され、今回もSS/スーパーSSは6グループ総当たりの予選が行われるなど、走りごたえのある大会となった。

この大会の特徴の一つは、この予選で、予選まではとSSとスーパー SSを混走とし、決勝ではそれぞれをクラス分けして行われる。予選ではクラス混走で多くの台数でのレースを楽しめるのだ。またカデットなどほかのクラスも、予選は3ヒート制を導入し、多くの選手にチャンスが与えられるレースフォーマットを採用している。

今回は、天気予報では晴マークが出ていたものの、当日は朝から雪が舞うコンディション。雪は時に雨に変わり、時に止むものの、気温も低いことから路面は乾かず、午前中は全ヒートがウェットタイヤ。午後の予選になってようやくドライタイヤの登場となり、決勝はドライコンディションで進んだが、最後のSSクラスでは再び混在。タイヤ選択が勝負を分ける大きな決め手となった。

気候要件など、様々なことはあったが、2年目のFINAL CUPも好評で、冬の名物イベントとして成長していくことが期待される。

来年も12月第2週での開催が予定されている。


レースレポート

YAMAHA SS
松下昌揮、独走チェッカーも 薄氷の勝利!!
 
メインクラスとなるSSクラス。予選まではスーパーSSとの混走で6グループ総当たり戦。

ウェット路面でのTT。3グループに分かれて行われ、トップタイムはグループ2で出走した酒井龍太郎。2番手にグループ3の酒井仁、3番手にはグループ1の佐藤琉葵と続き、予選のグループ分けが行われた。

予選では酒井仁が出走5ヒート中4ヒートでトップチェッカーを受け総合1位を獲得。2位にDegtyarev Timofey、3番手に遠藤新太が続きエマティ勢が上位を独占する。

路面はドライながら、雨雲の接近や路面温度の低さなどもあり、数台がレインタイヤを選択した決勝。しかも、スタート直前のグリッドに並んでいる時点で、弱い雨も降ってくる。どちらの選択が当たるのか。上位陣は軒並みスリックタイヤを選んだが、7番グリッドの木下藍斗、 12番グリッドの松下昌揮らがレインタイヤでグリッドに並んだ。

スタートしてみると、直前の降雨で路面が湿ったこともあって、レイン勢が速い。機を逃さずトップに立った松下、2番手に上がった木下らが、ラップタイムで1秒ほど早いタイムで周回し、スリック勢を引き離していく。

しかし、スタートから5分ほどが経過すると、レイン、スリックのタイム差が少なくなっていき、次第にスリック勢のタイムが上回っていく。2番手だった木下は後続に飲み込まれ後退。一方、一時6秒以上のリードを築いていた松下は踏ん張りを見せる。

追いかける酒井龍太郎、遠藤、酒井仁、谷飛鳥らも追いかけながらも時折バトルとなるなど、ペースが上がり切らず、終盤に抜け出した酒井龍太郎が単独で追いかけるが、ラップタイムでコンマ5秒ほどしか上回れず、松下が逃げきってチェッカーを受けた。

しかし、レース後に松下がタワーへ呼び出される。実は、スタート直後、序盤のポジション争い中に松下がプッシングをしており、それに対してビデオ検証、審議が行われていたのだ。結果はレースタイムへの3秒加算となる。フィニッシュ時の松下と酒井龍太郎との差は「3.193秒」。わずか0.193秒の僅差で逃げ切り、松下の優勝が確定した。

スーパーSS
坂裕之が独走優勝
のりものクラブ、2連覇達成!!


予選を終え、決勝PPは坂裕之。今回は全国大会で展示されていた赤いフレームのTIA(リアシャフトΦ50仕様)で参戦。前日から、好感触を得ていた。

レースはスタート直後の1コーナー先で多重クラッシュがあり、ニュートラリゼーションが発動。4分ほどFCY走行となる。グリーンフラッグ後、トップを走ったのは前週に鈴鹿選手権チャンピオンをきめていた坂。後続を一気に引き離し独走へと持ち込むと、そのままチェッカーを受け優勝。

今回はスーパーGTと日程が重なり、のりものクラブは坂のみのエントリーとなったが、見事に2連覇を達成した。

Cadet OPEN
決勝で蘇った新橋武が 逆転で優勝!


18台が集まったカデットクラス。予選では3ヒート中2ヒートでトップチェッカーだったYoon Issacが決勝PPを獲得。2番手に加納康裕が続く。

カデットクラスでは、この日初めてのドライコンディションとなった決勝。予選までとは一転しスリックタイヤでのレースとなる。

序盤は加納、北村紳、石川大翔、赤池凛翔らがトップグループを形成し、バトルを展開しながら周回を重ねていく。そこに追いつてきたのが、ウェットの予選では上位進出できず、13番グリッドスタートとなっていた新橋武。

ドライ路面で生き返ったか、トップグループへと追いつくとひとつずつポジションを上げていく。最後は赤池、石川とのバトルを制した新橋が逆転で優勝を飾った。

KT-M/TIA Jr/SS Jr
3クラス混走の決勝
総合Vは大野優輝が獲得!!


KTマスターズ9台、SSJ2台、TIAジュニア1台と3クラスで混走となったレース。

決勝では SSジュニアの大野優輝が独走へと持ち込みリードを広げていく。2番手にはTIAジュニアの福田隼、3番手がKTマスターズトップの宮崎知巳となる。上位陣はそれぞれが単独で周回を重ねていき、大野が最後まで独走のままチェッカー。総合優勝を飾った。福田はTIAジュニア、宮崎がKTマスターズをそれぞれ制した。




Pick up PHOTO
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▲メインのSSクラスを制したのは、瑞浪で一時代を築いていた松下昌揮。経験に裏付けされたタイヤ選択があたった

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▲2位は酒井龍太郎。結果的には、中盤以降追い上げに集中していれば0.2秒差は埋める事ができたかもしれない

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▲ヨーロッパから戻った遠藤新太が3位表彰台を獲得。来季は再び渡欧し戦うという

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▲スーパーSSを独走で制した坂裕之

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▲ドライで息を吹き返した新橋武が逆転優勝

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▲SSジュニア優勝の大野優輝が総合優勝も獲得

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▲TIAジュニアは1台のみの参加となり福田隼が優勝

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▲KT-Masters優勝は宮崎知巳

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▲朝は激しく雪が舞う時間もあったが、最後はきれいな虹が今季を締めくくった

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▲瑞浪のレースを支えるオフィシャルの方々。今季もお疲れさまでした


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●SS
Pos. No. Driver Team
1 80 松下昌揮 T.オキツマツダPowerd by LUCE
2 74 酒井龍太郎 ミツサダPWG RACING
3 51 遠藤新太 TEAM EMATY
4 32 Degtyarev Timofey TEAM EMATY
5 36 酒井 仁 TEAM EMATY
6 42 谷 飛鳥 NUOVA Kart Racing
7 1 西山 魁 team Farina
8 92 松尾柊磨 brioly racing
9 47 関 優成 MAC SYSTEMS/BLUTE
10 96 須藤虹富 brioly racing

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●スーパーSS
Pos. No. Driver Team
1 2 坂 裕之 のりものクラブ
2 3 渡部洋己 Ash a.k.a.マリリン農園
3 49 北野伸孝 HIRAI PROJECT with Ash
4 33 渡辺勇太 チーム近藤レーシング
5 77 田代吉彦 ハラダカートクラブ
6 55 島川康一郎 Ash
7 7 古賀琢麻 MAC SYSTEMS/BLUTE
8 95 中尾幸也 TIGRE
9 45 三田真吾 T.HIRANO
10 35 田中 哲 astech

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●Cadet OPEN
Pos. No. Driver Team
1 14 新橋 武 Sigma Racing
2 32 石川大翔 EHRE MOTOR SPORTS
3 8 加納康裕 TOP LABO
4 9 Yoon Issac LUCE MOTOR SPORTS
5 23 本田 羽 Ash
6 11 村上天晴 LUCE MOTOR SPORTS
7 31 牛山陽貴 T.ぶるーと
8 15 植月宣成 brioly racing
9 10 Yoon Daniel LUCE MOTOR SPORTS
10 95 田川朔太郎 T.ぶるーと

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●KT-M/TIA Jr/SS Jr
Pos. No. Driver Team
1 2 大野優輝(SSJ) Ash
2 7 福田隼(TIA) T.ぶるーと
3 3 宮崎知巳 ハラダカートクラブ
4 27 山口正樹 ベローチェMS
5 51 朝倉大虎(TIA) Ash
6 14 笠井雅進 ハラダカートクラブ
7 21 手塚政男 T.HIRANO
8 47 山下一彦 Gren Blue RT
9 53 小原正三 T.HIRANO
10 46 小栗久直 T.HIRANO


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