VORTEX ROKエンジンワンメイクのギアボックスカテゴリーとして開催されるROK CUP JAPANの2025年開催概要が発表された。
シリーズは2024年同様に鈴鹿選手権とAUTOBACS GPR KARTING SERIESの2シリーズ。この内、鈴鹿選手権ではこれまで12月末から9月までの、年をまたいだシリーズとされていたが、2025年からは通常通りのスケジュールとなる。また鈴鹿では予選ヒート、決勝ヒートをそれぞれポイント対象としていたが、それも25年からは決勝ヒートのみがポイント対象となり、鈴鹿選手権は全5大会・5レース、AUTOBACS GPR KARTINGでは全5大会10レースで行われる。
なお、ROKスーパーファイナルへの派遣選手先行に関しては、ROKスーパーファイナルへのポイント対象を1月からとしたため、1月から9月7日の大会終了まで、鈴鹿選手権では第1戦〜第4戦、GPRでは開幕の鈴鹿大会から第3大会(8月31日決勝)のAPG大会までが対象となる。
選手選考枠は鈴鹿シリーズ、GPRシリーズともに1名とされている。また、35歳以上のマスタークラスは、各シリーズの最終戦終了時のポイントリーダーに、翌年のエントリーフィーの支援や、タイヤサポートなどが用意されている。
技術規則での大きな変更といえば、使用タイヤがイタリアVEGA製のハイグリップタイヤに変更されている。
国内でも数少ないギアボックスカテゴリーのシリーズ戦となるROK CUP。今季は新規参戦の話しも聞こえてきており、開幕が楽しみなシリーズの一つだ。