KRP GRAND PRIX2025 -4h Race and Sprint-

■開催日:1月4日 ■開催地:鈴鹿サーキット南コース ■天候:晴れ Photo&Report:藤原浩(本誌)
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KRP最後の主催イベント
歴代最大規模のレンタルカートイベントに!!

1990年代後半から無限エンジンを使用したワンメイクカテゴリーRSO(リードストックオープン)をスタートさせ、その後 独自開発の3ペダルカートを使用したMFC(無限フォーミュラC)を追加。レース活動をサポートするスカラシップ制度を始めると、その後はイギリスTKM社製4ストロークエンジンをデリバリー制としイコールコンディションを実現したマスターズ4ストローク(M4(第一期))でカシオやグリコといった一般企業から自動車関連企業までをスポンサーとして引き込み、スポンサーカラーのマシン、レーシングスーツで会場を華やかに演出するとともに、Jスポーツでの放映、公式DVDの発売、ホテルでのシーズンエンドパーティなど、カートレースを【見せる】ことも高めたKRP。

さらに、ARTAと組んだオープンマスターズカート、独自に生み出したペトロナスカップ、ネクストカップ、チャンプカーティングシリーズとレーシングの分野でも次々と新ジャンルを立ち上げ、多くのドライバーを4輪レースへと送り込むサポートを行ってきた。

また初期M4を改め、レンタルカートによる新生M4シリーズで、一般の人々をモータースポーツに触れさせる機会を設けるとともに、レンタルカート分野でも初回のファイナルは東京タワーのお膝元、東京プリンスホテル駐車場でナイターで行うなど、一般からの注目度も高かったレッドブルカートファイト、一足早くシミュレーターに注目し、リアルとバーチャルの両方で王座を競ったデュアルアタックなど時代を先取りする楽しさを提供してきた。

そのKRP最後の主催イベントとして企画されたのが、新春1月4日に開催されたKRP GRAND PRIX2025だ。企画当初はM4カートレース(耐久)のみでの開催の予定だったが、まず参加チーム数がすぐにいっぱいになってしまったため追加で次々と増やしていき、ついには前代未聞の58チームに。さらに、参加者の要望も多かったスプリントレースも行われることとなり、こちらは62名がエントリーした。

また歴代のKRPスカラシップドライバーの中でも、KRP代表の河本学氏と縁が深い小林可夢偉(初代スカラシップドライバー)、塚越広大(初のオーディションドライバー)、福住仁嶺(一時期河本家に居候)、大湯都史樹(KRPイベントでスタッフの昼食は大湯父の会社から提供される「大湯くん家のカレー」)らがゲストドライバーとして参加。ファンサービスとして二人乗りカートの同乗プログラム「サーキットサファリ」のドライバーを務めた。このサーキットサファリ、当日受付のみということもあり、朝の受付には長蛇の列ができ、あっという間に規定枠が埋まったとのこと。

M4にレギュラー参戦しているようなお馴染みのチームから、最後だからと駆けつけたチームまで様々だが、それぞれがそれぞれにレースを楽しんでいた。またスプリントには大湯が飛び入りで参加し、63台が一斉にローリングスタートするという今後の見ることはないだろう光景が広がる。

イベントは大きな事故もなく終了し、夕方からは本コースピット2階のラウンジの会場を移しアフターパーティー。ゲストによるトークショー、KRPの倉庫一掃の抽選会、河本氏への感謝の寄せ書き、記念品贈呈などが行われ幕を閉じた。

90年代から約30年に渡りKRPがカートレース界に果たした変革、影響は計り知れないほど大きく、今後は河本市の薫陶を受けこのスプリッツを受け継いだそれぞれの人々が、それぞれの立場でカートレースを盛り上げ、発展させていくことを心に誓った夜となった。  
Pick up PHOTO
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メインのM4は4時間耐久レース。M4らしく「楽しむ」ことを主眼においたレースとなった

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耐久終了後は花道で選手を迎える。これもM4発祥

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人気のサーキットサファリはゲストドライバーが運転手をかって出た

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アフターパーティーではゲストのトークショーで楽しいエピソードを披露

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63台一斉スタートとなったスプリントカップ

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レース後のじゃんけん大会には小林可夢偉、塚越広大らが提供の賞品も

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「僕がお金出して買って提供しているんですからね(笑)」と可夢偉が強調していたのはルマン制覇記念に300台ほどが製作されたというマシンの汚れも忠実に再現された模型

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スプリントカップ68kg未満優勝の松下健一(右)と68kg以上優勝の久保誠には特製のカワモトレプリカヘルメットが贈呈された

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ゲストドライバーも感謝の言葉を書き込んだ寄せ書きをプレゼント


参加チーム全紹介

4KRPが全国に普及させたと言っても過言ではないレンタルカートでの耐久イベント。M4カートレースは、もはやその代名詞となっている。
新旧KRP関係者が集った今大会。その参加全チームを紹介しよう。

※チーム名、ドライバー名等は事前に発表されたエントリーリストに準拠しています。大会直前のメンバー変更等は反映されていません。

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1 チームダウンタウン2

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2 Star5 srl

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3 エルベレーシング with MOTUL

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4 そして鈴鹿


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5 チームダウンタウン1

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6 GPR 

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7 シフターズ

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8 1コーナー


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9 2コーナー


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10 シューティングスター

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11 Doo Racing

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12 オカザえもんレーシング


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13 ミカエル・チーム・アン

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14 佐藤崇志

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15 YOUKAI Racing


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16 TRF

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17 伊藤裕司


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18 KRP歴代MCチーム 

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19 R.Bペグトップ

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20 リマーク


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21 ナンクルナイサ~ずIMAGINE

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22 A TEAM Buzz Racing

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23 PROGRESS RACING


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24 チームオレンジ


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25 ハルトシ

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26 Super Racing Junkie! ADULT

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27 Super Racing Junkie! YOUNG 


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28 最終コーナー 

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29 INIAD RACING(イニアド レーシング)

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30 taka-tech(タカテック)


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31 金沢塾 

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32 天歩カート耐久チーム 

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33 S耐ST-5寄集めレーシング

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34 クボタモータースポーツ 

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35 Team Paddock Gate 


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36 ヤングもみちゃんズ


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37 PAPA SAMURAI


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38 JJウィンズ


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39 ラッキー琢磨レーシング


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40 ILC


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41 RMH with なんちゃてタイプR) 

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42 TIRECUSS RACING 

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43 EXGEL Motorsport


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44 ハーテリー 


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45 RUNSモータースポーツ

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46 シュポルト

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47 EVOLUTION 

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48 Team Evolution M 

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49 nakamima racing 

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50 BUZZ Factory 

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51 チームSMSC


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52 Vitec Racing


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53 CASIO 


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54 チームAKAZA 

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55 チームAKAZA②

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56 EMATY

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57 シャルル坂46

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58 AKAZAオフィシャルチーム


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