国際自動車連盟(FIA)は安全基準を強化しFIAのカートレースで使用されるデジタルフラッグパネルの標準化を目指し、カートの新しいトラックサイドパネルの導入を発表した。
FIA安全部門は、パネル製作メーカーや研究所、複数の関係者と協力、フラッグやレース中の重要な指示を表示するトラックサイドのライトパネルの重量、サイズ、品質に関する新たな基準を作成。今回はPIXELCOMが新しい規格を最初に満たしたメーカーとして承認を受けた。この新しいパネルは、今季のFIAカートレースで導入を予定している。
カートでは、一般の自動車レースに比べライトパネルの表示位置、高さ、角度が特殊となり、FIA安全ディレクターのヌーノ・コスタ氏も「カートには特別な安全対策が必要」としてカート専用のホモロゲーション規格を制定。今回の承認に当たっては、パネルのグレア(外光反射)防止、色覚の異なるケースでもドライバーが旗を正しく認識できるような色域の確保など、広範な研究が行われ、最新の色彩学と研究に基づき、すべてのドライバーの視認性を最大限に高めるため、正確な色合いを表示するパネルとしている。
カート用のデジタルフラッグは今後のグレード1、グレード2の国際コース公認に必須な装備とされ、国際公認を取得するすべてのコースは、2029年までにFIA規格3506-2024に準拠したカートコース用ライトパネルを使用しなければならない(それまでの経過期間は未承認タイプも使用可能)。